一新塾の講義(現・宇部市長−久保田后子氏)

本日、政策学校一新塾にて、元一新塾OGの久保田さんのお話を聞いてきました。

山口県宇部市は、特に目玉になる観光や資源がない、いわゆる日本の地方都市です。

ただでさえ若者世代が流出しているのに、高速道路と、福岡に簡単に渡れる橋ができたため、さらに輪がかかってしまったようです。

橋ができて、ますます拍車がかかった、という点に、2014年に宮古島と橋が架かる伊良部島はどうなんだろう? と思いました。

久保田市長は、都会のまねではなく、地方都市の魅力を活かすことが重要だと仰っていました。

伊良部島宮古島は、まさに豊かな自然と伝統があります。

自然と伝統こそ、一回なくなってしまうと、取り戻すのに、その何倍ものエネルギーが必要になります、というか、取り返しのつかないことになる場合もあります。

橋がかかって、島民には便利な面も沢山ありますが、伊良部島の伝統や自然が廃れたり、若者の流出が激増するような事態にならないよう、知恵をだしあって守っていきたいと改めて思いました。