伊良部島ユークイから帰ってきました

先ほど、那覇経由、21時05分羽田着の飛行機で自宅に帰って来ました。
振り返ると、まるで夢をみているような感覚の濃厚な4日間でした。

伊良部島の深い自然、空気、信仰深い人々。。

とても大切なお祭りに参加を許して下さった島の方々や、調整役をして下さった猪子さんに深く感謝したいと思います。

御嶽(ウタキ)に入ることは島の人でさえ年に一度しか許されません。

唯一、ユークイの日だけが自由に入っていい日です。

そのほかの日は「つかさ」という選ばれた人に神事として同伴してもらってウタキに入る時だけです。

ユークイの翌日、酔っぱらって忘れ物をしたとしても、来年まで入れないので、忘れ物が、ウタキの外に並べてありました。

本当に、厳格に守られているんだなぁ、と感じることができました。

静まり返ったウタキの入り口に立ってみると、昨夜の人でにぎわっていたウタキは幻だったのでは?と思えてきたほどです。

4つの部落のユークイを体験した限り、今すぐにこれらのお祭りがなくなってしまう!という感じではありませんでしたが、つかさの後継者不足の問題は現実です。

この素晴らしいお祭りが今後もずっと続いていけるよう、伊良部ファンとしても、応援し続けていきたいです。